目のしくみ

わたしたちの目は、眼球と視神経、それに眼瞼(まぶた)や涙腺のような眼球付属器から成りたっています。
眼球の大きさは、生まれたばかりの赤ちゃんでは直径約17ミリしかありませんが、3歳で約22ミリ、そして、おとなでは10円玉より少し大きいくらいの約24ミリになります。

 

●各部位のしくみと働き


強膜(きょうまく)

眼球のもっとも外側にある白い丈夫な膜。俗に「白」といわれる部分です。


角膜(かくまく)

強膜の続きで眼球の正面に当る、厚さ約1ミリの透明な膜。光を屈折させるレンズの働きをします。


虹彩(こうさい)

角膜を通して茶色に見える部分。中心に瞳孔があり、外から眼球に入る光の量を加減します。


毛様体(もうようたい)

毛様体筋という筋肉があり、この働きによって水晶体の厚さをかえて眼底にはっきりした像を結ぶ働き(ピント合わせ)をします。


脈絡膜(みゃくらくまく)

強膜の内側にある黒い膜、瞳孔以外から、光が入らないようにする働きと眼球に栄養を与える役目があります。


網膜(もうまく)

物体の像が結ばれる部分。網膜の後ろには中心窩とよばれる視力のもっともよいところがあります。


水晶体(すいしょうたい)

両凸レンズの形をしていて、焦点を調節しそ像を網膜に結ばせる働きをします。


硝子体(すいしょうたい)

眼球の大部分を占める透明なゼリー状のもの。眼球の形と弾性を維持しています。


 

 

 

 


●近視とは

目の調整を休めたときに、遠方からの光源が網膜の手前で像を結んでしまう状態をいいます。それには、眼軸が長いためにおこる「軸性近視」と角膜や水晶体の屈折力が強すぎるためにおこる「屈折性近視」があります。
図のように凹レンズで網膜上に像を結ばせることで矯正します。


●遠視とは

目の調整を休めたときに、遠方からの光源が網膜の後ろで像を結んでしまう状態をいいます。それには、眼軸が短いためにおこる「軸性遠視」と角膜や水晶体の屈折力が弱すぎるためにおこる「屈折性遠視」があります。
図のように凸レンズで網膜上に像を結ばせることで矯正します。


●乱視とは

主に角膜や水晶体の湾曲が正しい球面になっていないためにおこるものです。このため外から入ってくる光の方向によって、目の中で焦点の結ぶ位置が違ってきます。乱視の矯正には、方向によって曲率の異なる面を持つ円柱レンズを使います。図のように凹レンズで網膜上に像を結ばせることで矯正します。


 

 


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