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理念・ご挨拶 philosophy

会長ご挨拶

森前会長の後を引き継ぎ昨年10月に会長に就任し、日本オプトメトリック協会(JOA)の活動内容を検証してきました。
はじめての新年度を迎えるにあたって、JOAのこれからの主な活動方針をお伝えします。

まずは森前会長の意を引き継ぎ、今まで通りJOAオプトメトリスト試験及び認定を続けていきます。そしてより多くの受験者が、試験勉強がしやすいような環境作りをし、この認定制度のさらなる改善をしながら、生涯教育制度や臨床技術向上のセミナー等の企画を積極的に行っていきます。
国家資格が確立されて2年が経過した今、名称独占の「眼鏡作製技能士」の国家資格に様々な受け止め方がありますが、JOAはこの国家資格のプラットフォーム上で、より質の高いビジョンケアを推進できる人材育成をしていきます。

また眼鏡の専門制度の発足が遅れた日本では、外国のオプトメトリー団体との交流は不可欠です。久しく中断されていたAPCO(アジア太平洋オプトメトリー会議)などの海外オプトメトリー団体との交流を24年度から再開し、新しいオプトメトリー情報を会員とともに共有していきたいと考えています。

最後に、1979年の創立以来JOAが目標にしてきた「どんな地域においても最善なビジョンケアが受けられる社会作り」に向けて進んでいく方針です。
「よく見え、快適な眼鏡」がどこでも手に入れられるよう消費者の声を聞きながら活動を続けてまいります。

日本オプトメトリック協会 会長 

私たちの理念

  1. 最新、そして最高の技術と知識を維持する事 
  2. 切磋琢磨し、自分を高める努力を惜しまない事 
  3. 最善を尽くす事
  4. 消費者を優先的に考える事 
  5. 奉仕する心を持つ事

これまでの歩み

1970s

1979 日本オプトメトリック協会設立 1979年12月故森文雄氏(キクチ眼鏡専門学校設立者)をはじめとする賛助会員の方々の協力により、世界水準のオプトメトリーを日本に広めるため設立
1980 IOOL'80国際大会が名古屋にて開催 アジア初となる国際会議のホスト役を日本オプトメトリック協会が務める
1982 初の日本オプトメトリック協会認定資格者誕生
第1回オプトメトリックセミナー開催
1982年3月、初の日本オプトメトリック協会認定資格者誕生
1982年6月、オプトメトリー基準向上のため、第1回目となるオプトメトリックセミナーがキクチ眼鏡専門学校にて行われた
1983 JOAジャーナル創刊号発行 協会会員のオプトメトリー基準を発展させるべく、常に新しい情報を得られるようにと記念すべき創刊号を発行
1986 啓蒙小冊子「暮らしの中の視力読本」の発刊 ビジョンケア啓蒙のための小冊子を発刊(現在は発刊されていません)
1988 日本オプトメトリック協会設立10周年記念講演および記念式典開催 アメリカより講師を招いて記念講演を行ない、オプトメトリーの発展に貢献された方々に感謝状を授与した
1989 第1回オープンカンファレンス開催 ビジョンケアサービス向上のため会員が研究成果や業務の中での問題点を持ち寄り発表

日本オプトメトリック協会設立10周年。
多年にわたり日本のオプトメトリーの発展に寄与されたトーマス・サーモンO.D.(アメリカ)氏に感謝状を森一成氏より送りました

第一回横須賀米軍クリニック見学。
アメリカの最先端技術、知識、理念、すべてが刺激になりました。

1990s

1991 第1回横須賀米軍基地クリニック見学会実施 アメリカの高度なオプトメトリー技術に触れ、理解を深めるため見学会を開催
1994 第1回横須賀米軍基地クリニック研修会実施 1995年2月キクチ眼鏡学校卒業生を対象に5日間の日程で行われた
1996 ワークショップ開催 日頃の業務の中での成果や疑問点を持ち寄り、ディスカッション形式で研修を行った
1997 オープンカンファレンス関東 開催 11月東京AJOC会館にて開催
1998 20周年記念講演開催 5月アメリカより講師を招いて特別講演が行なわれた

2000s

2002 スペシャルオリンピクス•オープニングアイズ 日本•夏期ナショナルゲームに参加(以下SO) 8月知的発達障害のある方達のためのスポーツ競技会が東京で行われ、オープニングアイズ部門にボランティアとして参加
2004 SO日本•冬期ナショナルゲームに参加 2月長野にて行われ、ボランティアとして参加
2005 SO冬期世界大会に参加 オープンカンファレンス大分•仙台•広島•熊本 開催 2月長野にて行われ、ボランティアとして参加 名古屋、東京以外で初開催
2006 SO•夏期ナショナルゲームに参加 3月に熊本県で行われ,ボランティアとして参加
2008 日本オプトメトリック協会設立30周年式典開催 SO•冬期ナショナルゲームに参加 5月名古屋メルパルクにて記念講演および記念式典が行なわれた(参加者185名)3月に山形県で行われ,ボランティアとして参加

日本オプトメトリック協会 30周年記念パーティの様子

2012年スペシャルオリンピクス福島冬期大会
ボランティアスタッフの皆様

2010s

2010 SO日本•夏期ナショナルゲームに参加 11月に大阪にて行われ、ボランティアとして参加
2012 SO日本•冬期ナショナルゲームに参加 2月福島県にて行われボランティアとして参加
2014 SO日本•夏期ナショナルゲームに参加 11月福岡県にて行われ、ボランティアとして参加
2016 SO日本•冬期ナショナルゲームに参加 2月新潟県にて行われ、ボランティアとして参加
2018 SO日本•夏期ナショナルゲームに参加 2月に愛知県にて行われ、ボランティアとして参加

2020s

2022 SO日本•夏期ナショナルゲームに参加 11月に広島県にて行われ、ボランティアとして参加

日本オプトメトリック協会設立10周年。
多年にわたり日本のオプトメトリーの発展に寄与されたトーマス・サーモンO.D.(アメリカ)氏に感謝状を森一成氏より送りました

第一回横須賀米軍クリニック見学。
アメリカの最先端技術、知識、理念、すべてが刺激になりました。

2012年スペシャルオリンピクス福島冬期大会
ボランティアスタッフの皆様

日本オプトメトリック協会 30周年記念パーティの様子

生涯学習

日本オプトメトリック協会が制定した
「JOA認定オプトメトリスト」の取得は、
ビジョンケア(視覚のケア)の始まりです。
ビジョンケアに携わる専門家には
生涯教育が必要です。

ビジョンケアに携わる専門家に要求される専門知識・技術は、両眼視機能に関する知識、コンタクトレンズの知識、メガネ加工調整技術とフィッティング技術、レンズを中心とした光学理論、心理学やカウンセリングなど多岐にわたります。これらの専門知識・技術を修得し、さらに長い実務経験を積むことによって優れた専門家となります。 そしてそれらの専門知識はすべてにおいて新しく変化しており、最新の知識を常に得るために生涯教育を受ける必要があります。

認定オプトメトリストを
取得する理由

  • 生涯にわたり、一人ひとりのビジョンケアを提供し続けることが認定オプトメトリストの使命と考えております。ビジョンには、視力・眼球運動・輻湊などが含まれており、経験や学習にも影響されます。
  • 一人ひとりのビジョンに向き合い、視覚的な問題の有無を把握し、適切な測定項目を行い、ビジョンケアを提供し続けるためにも、生涯教育として日々の努力が必要になります。
  • ビジョンケアの大切さを啓蒙し続ける方が誕生し、業界で活躍されることが協会の願いでもあります。

入会のメリット

生涯教育の受講

協会会員のコミュニティ

  • JOA認定オプトメトリスト取得者への生涯教育の提供
  • JOA認定オプトメトリストの資格取得を目指す方への情報提供や教材提供
  • 本協会会員間の情報交換の場(コミュニティー)提供
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